認知症介護の注意点:⑦介護への不安や疑問

1. 自分以外に介護者がいないのが不安だが

公共機関やケアマネージャー、民生委員等に相談し、協力を得ると良いでしょう。

介護保険サービス(ヘルパーやデイサービス・ショートステイ等)を利用して、介護の負担を軽くする方法もあります。最近では、インターネットや家族の会などで悩み相談や情報交換をしていることも多いようです。何より一人で抱え込まないことが大切です。 

2. 認知症が進んだ一人暮らしの母が心配だが?

公共機関やケアマネージャー、民生委員等に相談したり、介護保険サービス(ヘルパーやデイサービス・ショートステイ等)を利用して、一人でいる時間を減らし情報をもらいやすい状況を作っておくとよいでしょう。

ご家族の近くに呼び寄せる方法もあると思いますが、お年よりは住み慣れた環境で暮らすことを望まれることが多く、環境の変化が認知症の症状を悪化させることもあるので、慎重に検討した方がよいでしょう。

3. デイサービスで認知症は治るか?

デイサービスに通う事で認知症が完全に治るという事はありませんが、認知症の激しい症状が治まったり軽減したりする事はよくあります。

デイサービスの目的は高齢者が、施設のスタッフや他の高齢者との交流によって一日を楽しく過ごす事です。その事で認知症の高齢者の精神の安定が図られ、結果的に認知症症状が軽減されるのです。

4. ショートステイで認知症が進むといわれるが?

ショートステイだからでは無く、いつもと違う環境でいつもと違う人に囲まれているので、環境の変化があった事による精神的な混乱が原因で、ほとんどの場合家に戻りしばらくすると元にもどるでしょう。

5. 寝たきりにさせない為自分でやらせようと思うが?

自分でできる事を自分でする残存能力を維持する上でも、ご本人自身が満足させる為にもよい事ですが、その目的が介護者が楽になりたい思いで、難しい事も度を越してさせてしまいがちです。

また、「介護が大変」という意識も自然に相手に伝わります。ご本人に何かをしていただくときは、度を越さないように思いやりをもち、尊厳を保つようにしましょう。

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