あなたの認知機能は大丈夫?
5分でわかる「認知機能チェック」ツール無料公開中!

2016年11月14日

5分で認知機能の低下をセルフチェック

2016年11月、認知症ねっとは自宅で簡易的に認知機能の状態を可視化できる「認知機能チェック」を公開しました。

このツールは、ひろかわクリニック院長広川慶裕先生の協力を得て開発。認知症の前段階とされるMCI(軽度認知障害)で起こる認知機能の低下をチェックし、認知症になる前に予防することを目的としたものです。

認知症の前段階であるMCIは、そのままにしておくと5年で約半数が認知症に移行すると言われる一方、予防に取り組むことで14~44%が健常な状態に戻ると言われています。MCIを発症すると認知機能の低下が見られますが、日常生活には支障がないため発見が遅れる場合が多く、約75%の方が認知症を発症してから医療機関で診断を受けているという課題があります。

まずは認知機能の低下を自覚することが、認知症予防の第一歩。是非お役立てください。

簡単な問題を解いて結果を可視化

わかりにくい脳の状態を「認知機能」毎にチェックして可視化します。様々な認知機能を「記憶力」「計算力」「言語能力」「遂行能力」「判断力」の5つに分類し、それぞれの機能に対応した問題を解くことで、認知機能低下の有無を確認することができるのです。

異なる問題を毎回ランダムに表示

これまでの認知機能テストでは、何度も同じ問題を使用するため、問題と回答を覚えてしまい、認知機能低下の判定の精度が下がってしまうという課題がありました。

「認知機能チェック」では、毎回ランダムに異なる問題が表示されるため、継続的に認知機能の状態を確認していくことができます。 以下の画像は記憶力チェックの一例です。


※本チェックは、認知症の診断をするものではありません。
※本チェックの結果は、対象者の健康状態を保証するものではありません。

結果に不安を覚えたら…認トレ教室に参加!

チェックテストを受けてみて、認知機能に不安がある方は、是非脳を鍛えるトレーニングに挑戦してみてください。 前述のように、たとえMCIを発症しても、半分近くの方が健常な状態に戻ると言われています。人間の脳は、いくつからでも機能の維持向上をはかることができるのです。

認知症ねっとでは、月に2回新宿で、また月に1回イオン葛西店で「認トレ教室」を開催しています。 1人で認知症予防に取り組むのは難しいという方は、是非皆で一緒に取り組みましょう。 認トレ教室についての詳細はこちらからご確認ください。

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