アルツハイマー病の実証例も含んだPET検査説明を公開

2016年1月30日

「Q&A」改訂版の公開

日本核医学会は、1月18日、PETの「Q&A」改訂版をホームページで公開した。検査で使用される放射性薬剤のリストや症例の項目を改訂し、実際の検査での症例を上げて、わかりやすく説明を行っている。

PET検査とは、陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography)装置を使用したものである。

放射性同位元素(ポジトロンという放射線を出す物質)を含んだ薬剤(放射性薬剤)を患者に注射し、PET装置で放射線を検出して体内分布を画像化して診断する検査方法で、生体機能の体の中の働きを画像としてとらえることができる。

脳のPET検査

PET検査は、がん、認知症、虚血性心疾患、パーキンソン病、統合失調症などの診断に用いることができる。

脳のPET検査では、さまざまな中枢神経系の病気(脳卒中や認知症、てんかん、脳腫瘍など)が正確に診断できるようになり、早期発見、早期治療や最適な治療方法の選択、治療の効果の評価に役立っていると述べている。

アルツハイマー病の症例

物忘れの激しくなった患者の症例のなかでは、アルツハイマー病の患者の脳に沈着する「アミロイドベータプラーク(老人斑)」を画像化する放射性薬剤が、先頃開発されたことを上げている。

これにより、以前は顕微鏡でしかわからなかったものが、PET検査でわかるようになり、アルツハイマー病の早期診断、鑑別診断に役立つ。

脳のアミロイドベータプラークを画像化する放射性薬剤は他にもいくつかあって、将来の普及が期待されているという。

(画像は日本核医学会ホームページより)

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▼外部リンク
日本核医学会


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