千葉労災病院で「認知症疾患医療センター」が稼働 ~二次保健医療圏を網羅
2016年1月14日
県内10番目の認知症疾患医療センター
千葉県健康福祉部高齢者福祉課は、1月8日、「千葉労災病院」が県内10番目の認知症疾患医療センターとして、1月18日より市原医療圏で業務を開始することを発表した。
県は平成22年度から、原因疾患の特定や医療相談などを実施する認知症疾患医療センターの設置を推進。今回千葉労災病院が業務を開始すれば、全ての二次保健医療圏でセンターが稼働することとなる。
早期発見・早期診断
認知症は、早期発見と適切な対応が、症状の軽減や進行を遅らせることにつながるといわれている。本人や家族などの身近な人が、認知症の初期症状に気づき、医師による早期診断がおこなわれることが望ましいとされる。
認知症疾患医療センターは、地域での認知症の進行予防や生活の維持、適切な医療の提供など、地域社会における機能体制を構築する上で、重要な役割をはたしていく。
千葉県の認知症疾患医療センターの状況
これまで千葉県が指定した認知症疾患医療センターは、袖ケ浦さつき台病院、千葉大学医学部附属病院、浅井病院、旭神経内科リハビリテーション病院、東邦大学医療センター佐倉病院、東条メンタルホスピタル、八千代病院、千葉病院、総合病院国保旭中央病院の9施設。
認知症疾患医療センターの主な業務内容は以下の通り。
・鑑別診断(疾患の原因を特定し、治療方針策定に役立てること)とそれに基づく初期対応
・身体合併症や周辺症状の初期診断・治療(急性期入院医療を含む)
・かかりつけ医等への研修会の開催
・認知症医療に関する情報発信
・専門医療相談(電話等による相談) 等
(千葉県報道発表案件より引用)
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▼外部リンク
千葉県 報道発表案件
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