ダスキン 色彩を使ったツールを認知症ケアに導入

2015年10月13日

オリジナルプログラムを作成

ダスキンが運営するホームインステッド事業は9日、10月より「色彩組色ドリル」を導入したと発表した。

「色彩組色ドリル」は、カラースペース・ワムとの共同開発により完成。今後は、認知症患者の認知する力の維持と、向上を目的として使用する。

ホームインステッドは、オリジナルプログラムを導入し、「家族のような心配りのできる温かみのあるサービス」を目指している。

色を使った脳の活性化

「色」は、感情を呼び起こす働きや、気持ちを穏やかにする作用がある。感情に色を使い働きかけを行うことで脳に刺激を与える。この作用を利用し、高齢者の認知症予防、ケアに活用ができるとして、今回のドリルの開発が行われた。

高齢者とのコミュニケーションを目指し

ホームインステッドは、高齢者とのコミュニケーションや心の寄り添いを強みとした訪問介護サービスを行っている。今回の「色彩組色ドリル」を使い、高齢者が暮らしていく上で良い影響を与える道具の1つとして使っていく。このドリルは、2年もの試行錯誤を経て作成された。

利用者は、感情や思い出など、色を使って表現する。この行動が、高齢者の脳に刺激を与える働きがあると考えられる。今回開発されたドリルは、カラーカードをちぎって貼る作業が盛り込まれている。他にも色についての様々な作業をする。色を通して楽しい時間を持つことで、脳の活性化、意欲の活性化を促す。

(画像はプレスリリースより)

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▼外部リンク
株式会社ダスキン プレスリリース
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