今週の認知症関連NEWS

2017年3月16日

認知症に関するニュースは、日々様々なメディアで取り上げられています。
3月12の改正道路交通法施行に合わせたニュースが目立った今週ですが、他にも多くの話題が取り上げられました。 主要メディアから発信されたニュースを編集部がピックアップして紹介します。

経営トップが認知症となった“悲劇”(日経ビジネスオンライン)

認知症の経営トップによるトラブルをまとめた特集記事。認知症ねっっと監修ドクターでコラムを執筆いただいている今井先生は「周りの人がきちんとその異変に気づき、専門家による客観的な判断や指示を仰ぎながら、本人に病を自覚してもらうことが極めて重要」とコメントされています。

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経営トップが認知症となった“悲劇”

ユッキー先生の認知症コラム「認知症の人の生きている意味と目的」

「コーヒーを飲む」などカフェインの摂取が認知症予防に役立つという研究結果が発表される(GIGAZINE)

認知症予防効果を持つ酵素を発見したインディアナ大学の研究チームが、マウスによる調査の結果を発表。新たにカフェインを含む化合物に、その酵素の生産量を上昇させる効果が明らかになりました。

認知症ねっとでも、認知症予防に効果的な食材について、様々な研究結果などを紹介しています。併せてご覧ください。

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「コーヒーを飲む」などカフェインの摂取が認知症予防に役立つという研究結果が発表される

食用オイルで認知症予防

排気ガスを多く浴びると認知症になりやすい? カナダ研究機関の調査結果で(Newsweek)

カナダの研究機関「パブリック・ヘルス・オンタリオ」は、住居と道路の間の距離と、認知症、パーキンソン病、多発性硬化症の発症率の関連を調査。「交通量の多い道路の近くで暮らすと認知症のリスクが高まる」との結果が議論を呼んでいます。

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排気ガスを多く浴びると認知症になりやすい? カナダ研究機関の調査結果で

エーザイ、認知症薬に1200億円 20年代までに (日本経済新聞)

エーザイは認知症の治療薬創出に、業界平均の2倍以上の開発費にあたる1200億円を投じることを発表しました。認知症薬は国内で2011年から新薬が出てらず、この投資は2020年代までを目安としたものです。

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エーザイ、認知症薬に1200億円 20年代までに

認知症薬の概論:2016年現在、日本国内では認知症の薬としては4種類が認可されています

血圧高めの90代は認知症リスク少?(毎日新聞 医療プレミア)

「医療プレミア」に連載されている『無難に生きる方法論』において、血圧と認知症に関する話題が取り上げられました。米カリフォルニア大学アーバイン校教授Maria Corrada氏が発表した論文を紹介しています。認知症のない90歳以上の対象者559人の、血圧や認知症についての研究です。

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血圧高めの90代は認知症リスク少?

認知症、「権利と責任の線引き」の行方(日経ビジネスオンライン)

日経ビジネスは3月13日号で、「認知症」をテーマにした特集を組んでいます。日経ビジネスオンラインの「記者の眼」には、今回の特集を受け、改正道交法についての企画記事が掲載されています。

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認知症、「権利と責任の線引き」の行方

84歳超運転者の半数 認知症・認知機能低下と判定(朝日新聞)

高齢ドライバーの交通事故対策をめぐる警視庁の調査結果についての記事。84歳になると半数が認知症や認知機能低下の恐れがあると判定されており、90歳では6割を超える結果が出ています。

今回の法改正を受け、認知症ねっとでも高齢者運転の現状や問題点をたびたび取り上げています。併せてご覧ください。

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84歳超運転者の半数 認知症・認知機能低下と判定
【シリーズ改正道路交通法:1】高齢者・認知症患者の運転の実態


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