食用油で認知症予防

認知症の予防について様々な研究が行われています。予防方法のひとつに食生活習慣の見直しが推奨されています。特に、最近メディアでも紹介されているのが、食用油です。

ここでは認知症予防に良いとされる食用油についてご紹介します。それぞれ味や認知症予防以外に期待される効果も違うので、好みの食用油を試してみるのもいいかもしれません。

この記事の目次
  1. 食用油が認知症の予防に効果がある理由
  2. どんな食物油を使えば良いの?

食用油が認知症の予防に効果がある理由

認知症を予防するには、生活習慣を整えること、適度な運動を行うこと、2つのことを同時に行うデュアルタスク(二重課題)や、暴飲暴食をしないことなどが挙げられます。

食事を摂る上で、認知症の予防に効果があるといわれているのが中鎖脂肪酸(MCT)とオメガ3系脂肪酸です。

中鎖脂肪酸は、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代わりとして注目されています。ブドウ糖は、脳が活動するために必要なエネルギー源です。しかし、認知症になると、ブドウ糖を効率よく取り入れることができなくなるため、エネルギー不足になります。その結果、脳の働きが悪くなり、認知機能の低下を引き起こします。

ブドウ糖の代わりにエネルギーとして働くのがケトン体です。中鎖脂肪酸はケトン体を作り出します。そのため、認知症の予防として中鎖脂肪酸は効果があると言われています。

また、オメガ3系脂肪酸の中でもα-リノレン酸は、血流を良くする、脳の神経細胞を活性化する、などの効果があります。また、アルツハイマー型認知症の原因となる物質アミロイドβが溜まるのを抑える働きがあると言われています。

どんな食物油を使えば良いの?

では、どのような食用油を摂れば良いのでしょうか。

中鎖脂肪酸が含まれている食材は、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子です。ココナッツの特有な香りが苦手な人は、MCT100%という食用油がスーパーなどで売られています。無味無臭で味を損ねないため、直接サラダや飲み物にかけて摂るのがお勧めです。 ただし、加熱すると煙が出るので、注意しましょう。また、摂りすぎると下痢などを起こす恐れがあります。1日大さじ1杯を目安に毎日摂りましょう。

α-リノレン酸は、青魚、えごま油、アマニ油です。α-リノレン酸は酸化しやすいため、加熱しないで料理にかけて摂りましょう。


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