札幌市 「認知症ガイドブック」などを公開中

2016年5月24日

札幌市では高齢者の人の10人に1人が認知症

北海道の札幌市が「札幌市認知症ガイドブック」と「若年性認知症の人と家族への支援の手引き」を札幌市公式ホームページで公開している。また、同ホームページでは、認知症の予防や治療についても記されており、その他、札幌市認知症サポート医登録者名簿では医師の氏名、所属医療機関などが確認できるようになっている。

2014年5月31日の時点で、同市における認知症高齢者は48,200人であり、これは同市に暮らす高齢者の人の10人に1人が認知症であることを示している。そして、今後の増加も予想され、2025年には高齢者の人の7人に1人が認知症の人になってしまう可能性もある。

事例や体験談を交えて紹介

早く治療を開始すれば、進行を遅らせたり、症状を軽くできたりする認知症では、その早期発見が必要なことから、市は認知症の基礎知識などをまとめた「札幌市認知症ガイドブック」を作成、公開している。このガイドブックでは、各サービス利用の流れや、家族としての支え方などが事例を交えて紹介されている。

また、「若年性認知症の人と家族への支援の手引き」では、64歳以下で発症する若年性認知症の概略や受けられる各種サービス、医療費などのことが、体験談を含めて紹介されている。これらの閲覧、ダウンロードは以下リンク先の札幌市公式ホームページから。

(画像は札幌市公式ホームページより)

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