各務原市 認知症カフェ「らららカフェ」オープン

2016年5月12日

今後6カ所でも開設予定の認知症カフェ

岐阜県の各務原市は、那加西市場町の地域支援包括センター飛鳥美谷苑に認知症カフェ「らららカフェ」をオープンした。同市は今後、市内に6カ所ある地域包括支援センターで、認知症カフェを開設する予定だとしている。

進む高齢化に備える

人口約14万8000人、約5万8000世帯の各務原市では、市民の4人に1人が65歳以上の高齢者となっており、今後のさらなる高齢者の増加が見込まれている。

同市では介護予防を含む地域密着型サービスとして、小規模多機能型居宅介護や夜間対応型訪問介護などの認知症をはじめとする高齢者向けの施策を行っている。

認知症の人などが気軽に立ち寄れる認知症カフェ

また、高齢者福祉計画である「かかみがはら高齢者総合プラン」では、国が策定した新オレンジプランに基づき、脳のパワーアップ教室など、認知症予防の取り組みを実施、早期発見のための認知症簡易チェックサイトを市の公式ホームページに設けている。

認知症カフェは、認知症の人やその家族だけでなく、地域の人が気軽に立ち寄り、日常の悩みなどを話し、憩える場として開設されている。オープン初日、「らららカフェ」には約30人が来場、会話と笑顔があふれたという。

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▼外部リンク
認知症カフェ「らららカフェ」がオープン(4月17日)

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