認知症カフェや啓発など認知症見守り活動への補助金交付~高知県

2016年4月30日

経費への補助が最大で15万円

高知県庁は4月5日、高知県認知症高齢者見守り活動等事業費補助金交付要綱(認知症見守り活動事業費補助金交付要綱)を制定したとホームページで発表した。

それによれば、高知県内で認知症高齢者等の見守り体制等の整備を行う事業や、地域住民への支援・交流促進事業を行うにあたり、かかった費用に対し最大で15万円を補助金として交付する。

対象とする費用は、報償費、旅費、食糧費を除く需用費、役務費並びに使用料及び賃借料。

想定する事業は

見守り体制などを整備する事業として想定しているのは、見守りネットワークづくりや自宅を訪問するなどの見守り活動、徘徊模擬訓練、認知症カフェやつどいの開催といった”居場所づくり”、傾聴ボランティア活動など。

また地域住民への支援や交流を促進する事業としては、認知症啓発活動や在宅介護の支援、認知症高齢者と地域住民との交流などを想定している。

補助を受けられる事業者は、特定非営利活動法人(NPO)や市民活動団体、ボランティア団体、町内会などの任意団体、各種社団・財団法人、社会福祉法人などで、県内に事業所を有していること。

この認知症見守り活動事業費補助金交付要綱は、平成29年5月31日まで有効。

▼関連記事
地域包括ケアシステムとは

▼外部リンク
高知県庁ホームページ
交付要綱[pdf]

▼関連本


このページの
上へ戻る