“認知症とともに生きる旅の道しるべ”~仙台市版「認知症ケアパス」配布中
2016年4月25日
小冊子だが読むのは落ち着いた時にゆっくりと
仙台市役所では、認知症やものわすれが心配な人や家族がどのようなサービスを受けられるかをまとめた仙台市版「認知症ケアパス」を作成した。
「認知症ケアパス」は、表紙と合わせて28ページからなる小冊子。仙台市内の各区役所や総合支所、地域包括支援センターなどで配布している。
また「認知症ケアパス」の電子ファイル版は、仙台市役所のホームページで公開している。
当事者などの声や支援の具体的な内容を詳述
認知症に対して、不安を相談したり支援をしたりする窓口や施設を、それらの特長とともに詳しく網羅している。
また、認知症の人や家族の声も掲載している。
この冊子では、市民などが一人で不安を背負わないよう、冒頭で次のことを強調して呼びかけている。
1. 認知症になっても、社会とのつながりの中で生活が続けられること
2. 早めに病院に行き、相談することが大切なこと
3. 相談窓口がたくさんあること
(「認知症ケアパス」より)
仙台市役所では、認知症となった人や介護する家族が感じる不安の多くが「これからの暮らしの見通しのつかなさ」や「相談窓口の分かりづらさ」にあるとしている。
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▼外部リンク
仙台市認知症ケアパス – くらしのガイド | 仙台市
認知症ケアパス[pdf]
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