壬生町 「認知症ケアパス」「若年性認知症ケアパス」を作成公開

2016年4月25日

新オレンジプランに基づく認知症ケアパス

栃木県下都賀郡の壬生町は4月11日、町の公式サイトにて、「壬生町認知症ケアパス」と「壬生町若年性認知症ケアパス」を作成したと発表した。

これらは同ページより閲覧が可能で、進行度ごとに行うべきこと、受けられるサービスなどが確認できる他、認知症になりにくい生活習慣なども紹介されている。

2025年には団塊の世代が75歳以上となることから、厚労省などはできる限り、認知症高齢者が住み慣れた地域で暮らすための総合戦略である新オレンジプランを策定している。壬生町はこの策定内容に合わせ、町が取り組む施策として「壬生町認知症ケアパス」などを作成した。

若年性認知症の正しい理解に

また、65歳未満で発症する若年性認知症は、一般的な老人性認知症と比較すれば、その数は少ないものの、発症者が働き盛りの年齢であり、周囲にこの病気が理解されていない場合も多いことから、当事者や家族の経済面の問題や精神面のストレスは大きくなってしまう。

壬生町は若年性認知症の正しい理解のために、この「壬生町若年性認知症ケアパス」を作成したとしている。

(画像は壬生町の公式サイトより)

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▼外部リンク
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)に基づく認知症ケアパスの公表について


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