横綱・白鵬 父のアルツハイマーを語る
2016年4月19日
父はモンゴル相撲の最高位
3月28日、大阪市で行われた大相撲春場所で優勝した横綱の白鵬は記者会見を行い、その中で、自身の父がアルツハイマー病であることを明かした。
白鵬の父親のジグジドゥ・ムンフバトさんはモンゴル相撲のブフにおける最高位、アヴァルガの称号を得ており、レスリングでは1964年の東京オリンピックから5大会連続出場、メキシコオリンピックでは銀メダルを獲得、この時のメダルがモンゴルにおける最初のオンリピックメダルとなった。
父の「優勝回数」に並んだ白鵬
この日の会見で白鵬は、この時の春場所の優勝が自身36回目の優勝であり、8ヶ月ぶりであることからその感激はひとしおであるとした。
また、ジグジドゥ・ムンフバトさんが年1回開催されるモンゴルのブフで6度優勝しており、これが日本の大相撲の年6場所に換算すると、36回の優勝に相当することから、白鵬は父に並ぶこの優勝回数を目標としており、それを達成した喜びは特別だった。
現在のジグジドゥ・ムンフバトさんの状態は「難しいことはわからない」としながらも、「ちゃんと説明すればわかる」といい、この父に並んだ優勝を報告できたという。彼自身、3人子供の父親であり、自らがジグジドゥ・ムンフバトさんのように、目標となるべく「立派な歴史を作りたい」と話している。
(画像は日本相撲協会公式サイトより)
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アルツハイマー型認知症とは
▼外部リンク
日本相撲協会公式サイト
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