堺市が認知症介護基礎研修を試行実施
2016年4月11日
「認知症基礎研修(堺市)」の内容をフィードバック
有料老人ホーム、介護保険サービス、障害福祉サービス、介護タクシー事業などを展開するシャローム株式会社は3月23日、ホームページ上で堺市が実施した「認知症基礎研修」のフィードバックを行った。
研修内容は2部構成
フィードバックによると「認知症基礎研修」は2部構成となっており、第1部は「認知症の人を取り巻く現状」、第2部は「認知症の人の理解と対応の基本」という内容であった。
研修の目的及び目標
認知症基礎研修の目的と目標は3つある。
第一に、認知症に関する最低限必要な基本的知識、基本的技術を身につけ、認知症の人への基本的なサービス提供を行うことができるようになること。
第二に、自らの施設・事業所におけるチームの一員として、業務・サービスを行うことが出来るようになること。また、自らが提供したサービスの内容や結果について、同僚やチームリーダーなどに適切に説明・報告が出来るようになること。
第三に、地域の福祉、医療に関わる施設の概要を理解すること。それらの施策における自らの施設・事業所と自身の役割を理解できるようになることである。
今後の研修について
今回の研修は、厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」に基づき、2016年度に創設される認知症介護基礎研修を試行的に実施したものである。
今後実施される認知症介護に関わる研修は、堺市の「高齢者福祉」のページで告知される予定である。
(画像は堺市HPより)
▼関連記事
「ストップ!孤立死」 認知症高齢者らの「見守り」を いずみ市民生協【大阪】
▼外部リンク
シャローム株式会社[pdf]
堺市
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら