歩行リハビリ測定システム『AYUMI EYE』 – 認知症予防への普及に期待
GEヘルスケア・ジャパン開発の『AYUMI EYE』
早稲田エルダリーヘルス事業団(早稲田エルダリー)とGEヘルスケア・ジャパンは、2月22日に開催された共同記者発表会において、GEヘルスケア・ジャパン開発の歩行評価システム『AYUMI EYE(アユミ アイ)』を、今後デイサービス現場で活用していくことを発表した。
早稲田エルダリーヘルス事業団への導入
『AYUMI EYE』は、歩行データを簡便に測定し解析することができる歩行評価システム。早稲田エルダリーは、リハビリテーションやトレーニングなどの介護予防プログラムに、リハビリの成果が客観的に評価できるスコアリングシステムを導入することとした。
今回はまず、早稲田エルダリーが提供するデイサービス「早稲田イーライフ」への導入が決まった。現在、同事業団11カ所の施設でその活用が進められており、将来的に全国100カ所の施設において展開される予定だ。
歩行を解析評価
『AYUMI EYE』では、利用者の歩行データから「推進力」「バランス」「リズム」という歩行の重要な要素を解析。歩行リハビリの評価を点数化することでわかりやすくし、測定後のアドバイスやプログラムの検討に役立てる。
またデータのスコアリングや過去データとの比較が利用者のモチベーションにつながり、運動習慣の継続を支援。
認知症予防にも効果的なシステム
認知症予防には、正しい姿勢や速度を保持した少しきつめのウォーキングが効果的だとされている。ウォーキングが有酸素運動であることもポイントだ。データをとって歩行を解析評価できる『AYUMI EYE』が、介護施設やトレーニング施設などで広く利用できるようになれば、さらに認知症の予防に役立つだろう。
早稲田エルダリーの代表取締役社長筒井祐智氏は、『AYUMI EYE』の導入により、「“脱”介護」、「いつまでも自分の足で歩く」社会をめざしたいと語っている。
日本の超高齢社会が元気であるためには、「自分の足で歩けること」が大切。GEヘルスケアと早稲田エルダリーは、今後も日本の高齢者の元気なシニアライフの実現に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)
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認知症予防に効果的な歩数
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GEヘルスケア・ジャパン プレスリリース
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