柏市が認知症ガイドブックを発行

2016年2月2日

初めてのガイドブック作成

千葉県柏市は、認知症を正しく理解し、症状になるべく早く気づき、対応できるようにと、柏市認知症安心ガイドブック「かしわ認知症オレンジパス」を初めて作成し、1月25日より配布している。

認知症は、誰にでも起こりうる「脳の病」だが、その症状は老化によるもの忘れやうつ病などの精神疾患と似ていて、正しく理解されにくい現状がある。このことをふまえて、同市は今回の発行に至った。

活用のメリット

オレンジパスには、「認知症早期発見の目安」や「受診時のポイント」などが掲載されている。

活用することによって、認知症の相談・診療を行う市内の医療機関や 相談窓口がわかる・認知症の早期発見・対応方法がわかる・容態の変化に応じたサービスを具体的にイメージし、準備することができる、などの利点がある。

配布場所は

認知症の容態に対応した適切なサービス提供の流れを示したこのガイドブックは、市内の地域包括支援センター・市役所内(福祉活動推進課、高齢者支援課、障害福祉課)・柏地域医療連携センター
・認知症の相談、診療を行う市内医療機関で配布されている。

なお、地域包括支援センターでは、認知症地域支援推進員が相談に応じ、適切な医療・介護サービスにつなげていくとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼関連記事
認知症における地域包括支援センターの利用
匿名で相談できる認知症相談室

▼外部リンク
千葉県柏市

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る