QLife調査・12月ランキング急上昇キーワードは、「脳梗塞」と「認知症」
病院・お薬探しキーワード
病院や医薬品の検索、医療情報サイト、医療者向けサービスを展開する株式会社 QLife(キューライフ)は、1月13日、「病院・お薬探しキーワード」の2015年12月版ランキングを発表した。病院検索サイト『QLife』と『QLifeお薬検索』において、ユーザーが検索したキーワードを集計したものとなる。
10位以上アップの急上昇
検索数トップは「大腸 内視鏡」。続いて、季節がら「インフルエンザ」「予防接種」が2位、4位とあいかわらず上位を占めるが、検索数は減少傾向。前月比で10位以上アップの急上昇を見せたのが、「脳梗塞」5位と、「認知症」6位だった。
「脳梗塞」の急上昇は、実録マンガ「33歳漫画家志望が脳梗塞になった話」が、SNSを中心に大きく話題となったのが影響しているとのこと。「認知症」の検索数が急激にのびたのも、NHKをはじめ、数多くのテレビ番組で認知症の予防方法や食事、運動などが特集されたことによるようだ。
認知症の正しい知識を
それだけ認知症への関心が高まっており、多くの人が身近な危機感として認知症を捉えていることがうかがえる。認知症にならないためには、早期発見、早期予防が鍵だといわれている。そのためには、認知症についての正しい知識が必要だ。
認知症は、もっとも目立つ症状として「物忘れ」がある。同じことを何度も言ったり聞いたりして、新しいことも覚えられなくなり、今までできていたことがだんだんできなくなっていく。しかしそれらの症状が出てきたからといって、必ずしも認知症を発症したことにはならない。
認知症の代表的な疾患はアルツハイマー病だが、たとえば慢性硬膜下血腫などが原因の場合は、脳外科手術で治療ができる。内分泌疾患や代謝性疾患などによる場合は、それぞれ適切な治療をおこなうことで、発症前の予防ができる。
ひょっとして認知症?と思ったら、速やかに医療機関で診察を受け、正しい判断と適切な治療法を見つけることがたいせつだ。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社QLife プレスリリース[pdf]
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