流通ワードランキングの病名・症状カテゴリーで「認知症」が2015年首位を獲得

2016年1月4日

「今年の流通ワード」発表

12月15日、データアーティスト株式会社(以下、データアーティスト)は2015年版の『ビッグデータに基づく今年の流通ワード』を発表した。

データアーティストは、これまで年末にかけてその年の締めくくりとなる話題や商品についてのランキングを毎年数多く発表してきたが、ビッグデータに基づいてその年の流行を表したキーワードを定量的に評価しランキング化したものはあまりなかった。そこで、昨今、意思決定に際してデータに基づく判断が、広い領域で求められることを背景に、今回の発表が行われた。

認知症が流通ワードに

データアーティストは、消費者行動に多大な影響を及ぼす媒体として「テレビ」に着目し、放送された情報から、日本で流通したキーワード『流通ワード』をランキング化した。その中で、カテゴリーを問わない総合ランキングにおいて、認知症が昨年の倍以上のポイントで23位にランクインしているのだ。

スポーツ選手やオリンピックなどが大半を占める中でのランクインに加え、病名・症状カテゴリーにおいてはトップと言う結果だ。ランキングを見る限りでは、具体的な特記事項はないが、それだけ2015年に認知症について情報が流れたということだ。

▼外部リンク
データアーティスト、『ビッグデータに基づく今年の流通ワード』を発表


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