認知症が予防できる歩数が判明!
認知症が予防できる歩数が判明
2016年1月12日(火)19時から、テレビ朝日「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」にて、2016年において医療関係者が最も着目している最先端の医学情報を紹介する予定だ。
番組では、認知症や癌の予防が期待できるウォーキングの歩数についての最新研究の他、「若返りの栄養素」や腸内フローラを劇的改善する最先端治療法「便移植」、について紹介される。
特に認知症や癌を予防する歩数については、群馬県中之条町で10数年間をかけて調査を実施され「奇跡の研究」と賞賛されているものだ。
群馬県中之条町における「奇跡の研究」の成果
病気予防の研究は、2000年から群馬県中之条町の65歳以上の高齢者5000人を対象として、ウォーキングと病気予防の関係性についての調査を行ったものである。
調査方法は、まず対象5000人に対して、運動する頻度や時間、睡眠、食事といった生活習慣に関する膨大なアンケート調査を実施。そのなかの2000人を対象に、血液検査と遺伝子解析を行った。
さらに、そのなかの500人を対象にして、身体活動計を持ち歩いてもらうことで、歩数と速く歩いた時間を計測し、24時間・365日単位での詳細な活動状況を測定した。
中強度の活動が欠かせない
研究の成果として、個々人の体力にあった中強度の活動が欠かせないことが明確となり、歩数や中強度の活動時間の数値と病気予防の関連性が具体的な数値として表すことができるようになった。
健康維持と病気予防のための具体的な歩数と中強度の活動時間は、歩数が1日平均8000歩以上で、そのうち中強度の活動時間が20分以上含まれると、多岐にわたる病気予防に効果的であることも判明。
認知症には、1日平均で5000歩以上、そのうち中強度の活動時間が7.5分以上含まれると効果的である、という数値が明確になった。
(画像はイメージです)
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