松ヶ丘病院 認知症疾患医療センターを開始

2015年10月10日

「トレジャー」を創刊

島根県益田市にある松ヶ丘病院は、2015年10月1日から認知症疾患医療センターを開始した。

同センターでは、認知症の初期診断、BPSD治療、ネットワーク作りの3つの働きを担う。また、センターの役割などを伝えるために広報誌「トレジャー」も発行している。

松ヶ丘病院内に相談窓口を設置

認知症疾患医療センターでは、相談窓口を設置、精神保健福祉士が対応を行い、内容によって医師、看護師、他の医療機関、益田市と連携を取りながら認知症の相談に応じるという。

月曜日から土曜日まで電話相談を行っており、認知症患者を治療しているかかりつけ医と連携を取りながら後方支援を行う。

センターの目的は、鑑別診断を行い、認知症の早期対応へ導くこと。さらに、認知症患者の言動や行動がBPSDにあたり、薬物療法を用いて治療を行うべきなのかを見極め、BPSDの薬物治療を効果的に行う。

今後、医療介護関係者へ向けた研修や、医療介護連携協議会を行い、認知症に対する他応力の向上や連携に努め、認知症に対する情報発信を行っていくとしている。

認知症疾患医療センターの詳細

【専用電話】TEL:0856-22-8512
【場所】松ヶ丘病院内 相談窓口
【対応時間】月~金 8:00~17:00 土 8:00~12:00

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