「認知症予防に関する意識調査」 – 約7割が認知症にならないか心配と回答
中鎖脂肪酸認知症リスク対策プロジェクトの調査
日清オイリオグループ株式会社の中鎖脂肪酸認知症リスク対策プロジェクトは、今回、40歳~69歳の男女1200人について、「認知症予防に関する意識調査」をおこなった。調査期間は、2015年7月21日~2015年7月22日。方法はインターネット調査。
これによると、「最近、認知症・認知症予防という言葉をよく見聞きすると思いますか?」との質問に、78.3%の人が思うと回答。さらに「認知症や認知症予防という言葉が気になるようになったと思いますか?」との質問には、69.4%の人が気になると答えた。
また、「認知症にならないか心配ですか?」との質問には65.8%が心配だと回答。「認知症予防に取り組みたいですか?」の質問には58.1%の人が、取り組みたいと回答した。いずれも、認知症への関心の高さを示す結果となった。
40代でも認知症予防への意識が高い
次に各年代について、いつ頃から認知症予防を始めたいと考えているのかを調査。60代(回答者平均年齢63.9歳)では「すぐにでも始めたい」、50代(平均年齢53.7歳)では「ほぼ2年以内に始めたい」、40代(平均年齢44.3歳)においても、4年以内に始めたいとの結果が出た。
日本では、高齢化が進むにつれ、2025年に認知症患者数が700万にもなると言われている。今回の調査では、まだまだ若いと思われる40代でも、すでに認知症予防に対して積極的な意識を持っていることが明らかとなった。
中鎖脂肪酸の研究
日清オイリオでは、40年以上、中鎖脂肪酸の研究を続けている。中鎖脂肪酸は、ココナッツ、パームフルーツ、母乳などに含まれる天然成分。消化・吸収が早くエネルギーになりやすい。
高齢化とともに増え続ける認知症。日本はアルツハイマー型が最も多く、脳のエネルギー不足が原因の1つとも言われている。
昨今では、脳の代替エネルギーとなるケトン体を体内で作る中鎖脂肪酸が、認知症対策に有効ではないかとする研究にも注目が集まっている。認知症予防への意識の高まりとともに、今後の中鎖脂肪酸の研究開発が期待される。
(画像はプレスリリースより)
「中鎖脂肪酸 認知症リスク対策PJ調べ」
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日清オイリオ ニュースリリース
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