中津市で多職種連携・権利擁護研修会を開催!認知症を支援する
2015年9月22日
認知症支援につながる
大分県中津市は、認知症支援を行う上で多職種の連携と権利擁護を学ぶための研修会を2015年9月11日~12日に開催した。
将来、認知症になった場合、医療、介護、相続、旅立ったときに自分の意思をキチンと伝えるためにも権利擁護が重要になる。今回の研修では、権利擁護を中心に行われた。
終活セミナーの内容
今回の多職種連携・権利擁護研修会は、NPO法人トータルライフサポート三国浩晃氏が講師を務めた。
9月11日の夕方から始まった講演では、終活の流れをまとめた、『「私らしい終活」~エンディングノートの活用~』と題したエンディングノートの使い方が講義された。
2日目には、『「最期まで私らしく生きる」~成年後見制度の活用~』、『「私らしい旅立ち」~誰に何を託すか?死後事務委任・遺言書の活用~』の2つの講演が行われた。
また、成年後見制度を利用することで、認知症が進む前の支援や尊厳死宣言書の活用方法なども紹介。さらに、死後の整理整頓、財産の託す方法などの権利を擁護するための手段についても解説された。
認知症になっても大丈夫
認知症を発症して、自分の意思を伝えることができなくなる前に、準備をすることが重要となることを説明している。
今後、エンディングノートや成年後見制度を活用し、認知症になっても自分の意思を伝えることができることが重要になると考えられる。
(画像は新着情報より)
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▼外部リンク
中津市ホームページ 新着情報
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