「世界アルツハイマーデー」に合わせ、東京都が認知症シンポジウムを開催

2015年9月21日

認知症にやさしいまちづくりを考える

9月21日は「世界アルツハイマーデー」。国際アルツハイマー病協会が1994年に記念日として宣言して以来、世界中で疾病に関連する支援イベントなどが行われている。

東京都は2007年より「世界アルツハイマーデー」を記念したシンポジウムを毎年実施。第8回となる今年は、「認知症の人にやさしいまち 東京を目指して」をテーマに開催される。

開催日時は9月27日の13:30~17:00、会場は東京都千代田区のよみうりホール。定員は1,000人、参加希望者は8月31日までに申し込みが必要だ。

専門家によるパネルディスカッションも

シンポジウムは2部構成となっており、第1部は東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長の粟田主一氏が担当。「認知症とともに、幸せに生きる」をテーマに基調講演を行う。

第2部はパネルディスカッション。コーディネーターの粟田氏をはじめ、パネリストとして医療法人社団至高会たかせクリニック院長の高瀬義昌氏や、若年認知症家族会彩星の会 顧問の干場功氏など、各方面の専門家が参加。「認知症の人にやさしいまちとは」について討論する。

認知症の基礎知識や早期発見の重要性を学ぶことができる同イベント。患者にやさしい地域体制づくりについて考える貴重な機会にもなりそうだ。

(画像は東京都公式ホームページより)

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▼外部リンク
東京都/報道発表資料



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