今週の認知症関連NEWSまとめ[5/22]

2019年5月22日

認知症に関するニュースは、日々多くのメディアで取り上げられています。 様々なメディアのニュースや特集記事の中から、興味深いものや読み応えのある記事を、編集部がピックアップして紹介します。

「問題なし」判定…なぜ事故が相次ぐのか 池袋事故(産経ニュース)

東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が死亡、男女8人が重軽傷を負った事故で、ドライバーが、平成29年の免許更新時に受けた認知機能検査で記憶力や判断力に問題はないと判定されていたことが判明しました。しかしこれと同様に、問題なしと判定された75歳以上の高齢運転者による死亡事故が近年相次いでいます。

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「問題なし」判定…なぜ事故が相次ぐのか 池袋事故
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振り込め詐欺の被害に遭う高齢者、認知症の兆候の可能性 米研究(CNN.co.jp)

米国で独り暮らしの高齢女性が現金(約100~130万円)をだまし取られた事件で、女性は後に軽度の認知障害があると診断されました。米司法省によると、振り込め詐欺の被害金額は年間30億ドルに上っており、このような自身の判断で詐欺の可能性を認識できない症状には、認知症の兆候との関連性が認められるという調査結果が、米内科学会誌に発表されました。

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振り込め詐欺の被害に遭う高齢者、認知症の兆候の可能性 米研究

ポリフェノールにアルツハイマー予防効果?マウス実験(朝日新聞 DIGITAL)

植物に含まれる成分ポリフェノールの一種に、アルツハイマー病にかかわる異常なたんぱく質の蓄積や炎症を抑える効果があることが、国立病院機構京都医療センターなどのマウスの実験でわかりました。この研究成果は30日、米科学アカデミー紀要でも発表されています。

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ポリフェノールにアルツハイマー予防効果?マウス実験

アルツハイマー患者、実は別の種類の認知症か=国際研究(BBC)

国際研究チームは、今までアルツハイマー型認知症と診断されていた人の中に、新たに発見された種類の認知症だった人が多く含まれているという見解を示しました。医学誌「ブレイン」で発表されたその内容についてある専門家は、近年で最も重要な認知症に絡む発見だと話しています。

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アルツハイマー患者、実は別の種類の認知症か=国際研究
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