「タウたんぱく」がアルツハイマー型認知症の正体。テレビ『人間とは何だ』で放送

脳にまつわる様々な謎を特集する4時間特番

人気の大型特番シリーズ『テレビ未来遺産　生命38億年スペシャル最新脳科学ミステリー“人間とは何だ…！？”』（TBS系列）が明日2月11日（水）19時～22時54分の4時間に渡って放送される。約一年ぶりの大型企画となっている。

番組内では、さまざまな脳にまつわる謎について特集する。これまで脳については謎が多かったが、近年の脳科学の発展で、「生きたまま脳を見る技術」が進歩しており、新たな発見が生まれている。監修は、理化学研究所 脳科学総合研究センター、東京大学名誉教授でもある御子柴克彦が行っている。

▼番組予告編

アルツハイマー型認知症の原因は「タウたんぱく」だった

「認知症ねっと」が注目しているのは、アルツハイマー型認知症をわずらう女性を支える夫に密着したドキュメントと、48歳で若年性アルツハイマー病を発症した男性についての特集だ。

これまでアルツハイマー型認知症の原因は、脳内の「アミロイドβ」の蓄積であるという説が話題になったが、同特集内では、「タウたんぱく」について触れている。昨年、日本の研究所が世界で初めて、生きた脳内での蓄積状況を画像化することに成功しており、同番組内で詳細に解説がされている。

いったい、この病はどのように進行しているのか？アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる脳の研究と併せて放送する。

他にも、iPS細胞がアルツハイマー病にもたらすものや、認知症予防で注目が集まるエクササイズ「コグニサイズ」など、認知症関連の特集が盛り沢山で、ぜひとも視聴をしたい。

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テレビ番組情報

■『生命38億年スペシャル　最新脳科学ミステリー“人間とは何だ…!?”』」

2015年2月11日（水・祝）19:00～22:54（TBS系列）

【メインキャスター】安住紳一郎（TBSアナウンサー）、松たか子
【解説】小泉 周（自然科学研究機構）、土井剛彦（国立長寿医療研究センター）、横井浩史（電気通信大学）
【出演者】平野義和、木村匡也、渡辺美佐、山内あゆ(TBSアナウンサー) 岡部繁男(東京大学大学院医学系研究科教授) 小泉 周(自然科学研究機構研究力強化推進本部特任教授) 松田哲也(玉川大学脳科学研究所准教授)

■番組放送内容
【安住紳一郎の最新脳科学研究所リポ】 安住アナが玉川大学脳科学研究所に潜入し、脳科学の研究はどのように行われているのかリポート。脳内部をくまなく画像化できるf-MRIで安住アナの脳も丸裸に。

【恋愛脳】 好き！の気持ちは自覚前に決まる…目を見ればわかる無意識の脳の判断▽心変わりはなぜ起きる？▽嫉妬の正体…脳は痛がっている？ ▽脳も喜ぶ“他人の不幸は蜜の味”

【買い物脳】 どれが欲しい？～脳は無意識に選んでいる▽ 隠し切れない本心が…脳科学で見るヒットCMの秘密▽脳科学で商品開発＆売上げアップ大作戦

【認知症最前線】 48歳でアルツハイマー病を発症した男性と家族…進行がゆっくりになった暮らし方▽iPS細胞がアルツハイマー病にもたらすもの▽これからの脳機能検査を一緒にお試し▽脳若返りコグニサイズ

【達人脳】 英語がペラペラな人と苦手な人、脳はこう違う！達人脳を手に入れるには？▽サッカー・ネイマール選手など一流アスリートが持つ「省エネ脳」▽実況中の安住アナの脳は？

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▼公式サイト 『生命38億年スペシャル　最新脳科学ミステリー“人間とは何だ…!?”』