久留米市 認知症支援ガイドブックを配布中

2016年7月27日

ホームページでも閲覧可能

福岡県の久留米市が認知症の正しい知識を身につけ、認知症の早期発見、早期治療につなげるための認知症支援ガイドブックを作成して配布している。このガイドブックは市のホームページでも、掲載されている内容を閲覧できるようになっている。

全ての市民が認知症を正しく理解するために

誰もがかかる可能性がある認知症。その患者数は全国で462万人にもなるとされ、全ての人が認知症のことを正しく理解する必要がある。正しい認知症の知識は早期発見につながり、早期治療を開始すれば、その症状や進行を抑制することができる。

認知症の基礎知識から受けられるサービスまで

久留米市の認知症支援ガイドブックでは、認知症の代表的な「アルツハイマー型認知症」「血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症(ピック病)」の簡単な解説、65歳未満で発症する若年性認知症についてなどが記されている。また、認知症を進行させないための心がけも紹介されている。

そして、早期発見のための目安、認知症かもと思った時にすべきこと、利用できる制度やサービス、認知症になっても住み慣れた地域に暮らすためにはどうすればよいのかなども記されている。なお、このガイドブックは市役所の長寿支援課のほか、市内の各総合支所福祉課、市民センター、地域包括支援センターに設置されている。

▼関連記事
「認知症の人とともに暮らすまちづくり宣言」から10年 福岡県大牟田市の取組み

▼外部リンク
久留米市認知症支援ガイドブックについて

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る