「認知症介護で倒れないための55の心得」発売

2016年7月11日

現役介護者による介護で倒れないための心得

7月6日、工藤広伸氏による「医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得」が発売された。この著者の前著「医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得」も好評で、実際に介護を行っている現役介護者ならではの内容となっている。

祖母と母を同時介護の著者

工藤広伸氏は1972年岩手県の生まれ。子宮頸がんと認知症の祖母、手足に障がいを持つ認知症の母の介護をきっかけに介護離職。東京と岩手を往復しつつ介護を行い、介護ブログ「40歳からの遠距離介護」も運営している。

介護者に読んで欲しい1冊

この新著では認知症の介護で求められるのは「心技体」ではなく「体技心」であること、認知症を患いながらも、新天地で美容院を開業した美容師の話、認知症介護では「エビデンス(科学的実証)」と「ナラティブ(物語性)」を知るべきだといったことなどが記されている。

著者によれば、この新著のテーマは「認知症介護をしている人自身」。医学用語も少なめに、認知症の当事者よりも、その介護を行っている人に向けた本だとしている。この「医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得」の価格は800円(税別)、廣済堂健康人新書として発売される。

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認知症介護で倒れないための55の心得

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