『どうすれば認知症の人への虐待を止められるか』開催
2016年7月4日
NPO法人認知症ラボ主催の公開講座
NPO法人認知症ラボでは、7月15日(金)に、公開講座『どうすれば認知症の人への虐待を止められるか』を開催する。
講師は、「NPO法人ミニケアホームきみさんち」の理事長をつとめる林田俊弘氏。氏は、1999年に「きみさんち」を設立し、以降東京都内に6カ所のグループホームを運営。7月に著書『鼻めがねという暴力 – どうすれば認知症の人への虐待を止められるか』の刊行を予定している。
人ごとではなく誰もが抱える課題として
福祉施設における認知症の人への虐待事件のニュースは、後を絶たない。「介護職による虐待はどこまで広がっているのか・・。私たちはどうしたら虐待と決別できるのか・・。」重い課題と正面から向きあい、参加者全員が解決への糸口を考える講座となる。
「虐待」は、決して対岸の事件ではない。介護職だけの問題でもなく、すぐ隣りの身近なものとして誰もが考えるべき課題だ。林田氏は、自らも「虐待」に走る一線を寸前で越えずに踏みとどまった経験を、著書の中で語っている。
「そこにいたのは“夜叉”の顔をした私そのものでした。夜叉になった自分を見たとき、ふと我に返りました。」鏡に映った自分の顔を見て踏みとどまった著者も、虐待事件をおこしてしまった人たちも、関係ないと思っている私たちも、心の中に抱える課題は同じだ。
講座の申込方法
『どうすれば認知症の人への虐待を止められるか』
日時:2016年7月15日(金) 14:00~16:00(開場 13:30)
会場:めぐろパーシモンホール・小ホール (東京都目黒区八雲1-1-1 東急東横線・都立大学駅より徒歩7分)
参加費:2000円
定員:200名(先着順)
問合せ先:NPO法人認知症ラボ TEL090-6796-8989 (尾崎)
申込方法や詳しい内容は、下記の参加申込ページへ。
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▼外部リンク
公開講座「どうすれば認知症の人への虐待を止められるか」
参加申込ページ[pdf]
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