ninninPROJECT発足! 認知症ケアの啓発へ

2016年6月21日

2つの新機能を発表

ニンニンPepperのプロジェクトチーム・ディメンティアは、より広く一般の人々に認知症ケアの重要性を啓発していきたいとの思いから、新しい機能を開発。6月14日、ninninPROJECTの発足を発表した。

新機能は、「認知症という病気について分かりやすくプレゼンするストーリーテリングパート」と「Pepperを通じ、認知症の典型的な症状とそれらへの好ましい対処を体験できる『ニンニン・モード』」の2通り。

GPL Licenseベースの配布を予定

これらの新機能には、GPL Licenseベースの配布を予定しており、イベントなどで使用した場合は、レポートを「ninninPROJECT」のWebサイトに掲載することが条件となる。

さまざまな活用事例を多くの人がWebサイトで共有できることで、さらに啓発活動の広がりが期待される。ソースコードの具体的な方法やライセンス文書の正式な発表は、追っておこなわれるとのこと。

ワークショップと欧州ロボット事情報告会を開催

6月25日(土)には、東京神田錦町アトリエサテライトにおいて、「ヨーロッパロボット最新事情報告会&ニンニンプロジェクトワークショップ」が開催される。

ワークショップでは、「ninninPROJECT」に関する詳しい解説がおこなわれ、その活用例について参加者らで考案。また、ロボット先進国であるデンマークとフランスを視察したプロジェクトメンバーが、欧州ロボット事情報告もおこなうので、興味のある人はぜひ参加されたい。

なおアトリエサテライト神田錦町は、「Pepper+医療」「Pepper+ヘルスケア」「Pepper+介護」での活用を考える人に向けて、ロボアプリの開発関連情報やハンズオンをおこなっている。

(画像はプレスリリースより)

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▼外部リンク
ニンニンプロジェクトチーム・ディメンティア プレスリリース

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