厚木市の認知症初期集中支援チームが活動を開始

2016年6月13日

支援チームが自宅を訪問

神奈川県の厚木市は6月1日、認知症の人、または認知症が疑われる人の自宅を訪問し、専門の各医療機関や利用できる介護サービスなどの紹介、利用支援を行う認知症初期集中支援チームの活動を開始したと発表した。

医師を含む3名以上で構成される支援チーム

今後も増え続けることが予想される認知症患者の問題に対し、政府は認知症施策推進総合戦略、通称、新オレンジプランを策定、認知症の進行度に応じた医療や介護が受けられるよう支援体制を構築、その戦略の重要な柱の一つがこの認知症初期集中支援チームである。

認知症初期集中支援チームは、認知症の知識を備えている医師を含む3名以上からなるもので、この支援チームが認知症や認知症が疑われる人の家庭を訪問、サポートを行う。

認知症の症状が強く対応に苦慮している人も対象

厚木市の認知症初期集中支援チームは、同市上荻野にある医療法人社団青木末次郎記念会相州病院に設置、チームは保健師や看護師などが2名以上、認知症の専門医1名で構成されている。また、その支援対象者は40歳以上で在宅にて生活しており、以下のいずれかに当てはまる人となっている。

1. 認知症の診断を受けていない人
2. 継続的な医療を受けていない人
3. 介護保険サービスに結びついていない、または中断している人
4. 認知症の症状が強いため、対応に困っている人
(プレスリリースより引用)

厚木市の認知症初期集中支援チームについての詳しい情報、問い合わせ先は以下リンク先の厚木市のサイトで確認を。

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▼外部リンク
認知症初期集中支援チームが活動を開始します。


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