ホームズの調べで介護が必要となる要因に認知症がトップ

2016年6月17日

認知症が介護を必要とする背景に

平成28年6月2日、介護を要すると認定されたものに対する介護に関わる人々を対象にした、介護施設にまつわる調査を行ったと株式会社Liful Seniorが発表した。

なお、調査が行われた期間は同年の1月27日から1月31日までである。

介護のきっかけ、認知症がトップに

現在日本は超高齢化社会にあり、それに伴い介護を必要とする高齢者も増加傾向にある。そしてこれに合わせ、介護にまつわる諸問題も生じてきているのが現状だ。

こうした中、株式会社Liful Seniorは要介護認定を受けた者の介護に最も関わっている者を対象に、介護にまつわる調査を行った。その結果、介護が必要となるきっかけとして認知症が44%と一番多い割合を占めるということが、明らかとなった。

また、認知症に続いて脳血管疾患年齢から起因する衰弱等が、介護のきっかけとして挙げられている。

実際に認知症が疑われる症状も

これに加え、介護者の視点から見て介護の対象となっている家族等において、日時の間違えや最近の出来事を忘れるといった軽度のものから、金銭管理や意思疎通といった重度のものまで、認知症と思われる症状が見られることも明らかとなった。

詳しくは、外部リンクを参照されたい。

▼関連記事
介護施設・サービスの種類

▼外部リンク
要介護者の介護に関わる人を対象とした「介護施設に関する意識調査」[pdf]


このページの
上へ戻る