板橋区 認知症患者の介護中を周囲に知らせる「介護マーク」を配布
2016年5月31日
板橋区の介護マークは3パターンの利用方法
東京都の板橋区が、認知症患者などを介護している家族ほかを対象に、「介護マーク」を配布している。この「介護マーク」は首からつり下げることができるチェーン付きのネックホルダー型、腕章のアームホルダー型、カードのみの3パターンが利用できる。
周囲に気づいてもらえない介護者
認知症患者の介護では、見た目が健康そうに見えることもあり、周囲から介護中であることを気づいてもらえないケースが多く、男性介護者が女性用下着売り場に入る時、公共のトイレを利用する時、また、介護者自身がトイレなどの短時間の所用で、誰かに要介護者を見守って欲しい時などに困ることがある。
このことから、静岡県は2011年に「介護マーク」を作成し、配布、厚生労働省を通じて、全国的な実施を呼びかけており、現在、各市区町村にて、この「介護マーク」の普及が進んでいる。
板橋区の「介護マーク」は区内4カ所にある「おとしより保健福祉センター」の窓口で申請書を提出することで入手できる。問い合わせ先など、詳しい情報は以下リンク先の板橋区のサイトまで。
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認知症のケアと介護
▼外部リンク
おとしより保健福祉センターのご案内
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