前後どちらの転倒も予防できる車椅子発売開始

2016年5月20日

フランスベッドから前後への転倒を予防できる車椅子発売

平成28年4月21日、フランスベッド株式会社は前後への転倒を予防できる新機能の車椅子「転ばなイス」を、自社ブランドリハッテックより発売すると発表した。発売開始は同年5月10日からである。

転倒による事故を予防

認知症が進行すると、普通であればできる些細な注意も難しくなってくる。日常生活において車椅子を使用している場合、ブレーキのかけ忘れやステップに足をかけたままでの立位等による事故を、起こしやすくなってしまうのだ。

そして、こうした転倒事故は寝たきりや打ち所が悪ければ最悪の事態にも繋がりかねない。

これらを踏まえ今回発売される車椅子をみると、このような転倒を防ぐための工夫がなされているため、当人の安全及び日常生活向上に役立つといえる。

転倒防止に繋がる2つの機能

この車椅子になされている、転倒防止のための機能は主に2つある。1つは、前方向への転倒を予防するためのセーフティフットサポートだ。通常車椅子を利用しているという前提で一時的に立位になる場合、ステップを上げる等して足場を確保した上で立位にはいる。

しかし、認知症が進行して認知機能が低下してしまうと、足場を確保せず立ち上がろうとしてしまうことも起き得る。

そこで、この車椅子ではステップをどかさずに体重をかけてもステップ自体が下がり、地面につくようになっているため、転倒を予防することができるのだ。

そして転倒防止2つ目の機能は、ブレーキをかけ忘れたままでの立位に移行した場合での転倒防止である、自動ブレーキ機能だ。

ブレーキをかけ忘れた状態で立位にはいろうとすると、後ろへ転倒してしまうがこの車椅子では立位動作にはいった時点で、スプリングにより自動的にブレーキがかけられるため、転倒せず安全に立ち上がることができる。

▼関連記事
フランスベッドが手の震えを70%軽減させるスプーンを発売

▼外部リンク
2016/04/21前にも後ろにも転ばない新機能車いす「転ばなイス」発売


こちらのニュースもどうぞ

認知症最新ニュース アクセスランキング

  1. 1「最近ニオイがしないかも…」は危険!?認知症予防のカギとなる嗅覚…
  2. 2認知症患者は2025年に700万人を突破。65歳以上の5人に1人
  3. 3認知機能の維持に希望の光!注目される「コリン」の効果とは
  4. 4【樋口直美さんインタビュー】レビー小体型認知症は認知症というより…
  5. 5【明日放送】TBS「人間とは何だ…!? 健康・長寿の最新常識」
  6. 6認知症を予防できる未来へ。ホタテ由来のプラズマローゲン最新研究成…
  7. 7東京都、認知症支援の医療機関を新たに指定、計51か所となる
  8. 8認知症進行、自宅で予防するアプリ
  9. 9自宅で最適なケアをお手伝い~ダスキンホームインステッド【ADI国…
  10. 10テロメアで認知症予防「遺伝子体質検査ドクターズ・アドバイス」
このページの
上へ戻る