町田市が英語版の「認知症ケアパス」パンフレット配布開始

2016年5月1日

内容はこんなに充実

東京都町田市役所では3月2日、認知症パンフレット「知って安心認知症」の配布をホームページで告知し、活用を勧めている。

同パンフレットは、東京都内で初めて「認知症ケアパス」を取り入れ、認知症をわかりやすく説明し、認知症になったときに利用できるサービスをさまざま紹介している。

小冊子形式でチェックリストやアドバイス、認知症の程度に応じた市内の支援機関の一覧など、内容が充実している。また英語版も用意されているのが特長。

「認知症ケアパス」とは、

認知症ケアパスとは、認知症を発症したときから、生活機能障害の進行にあわせて、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければいいのかを予め標準的に決めておくこと
(同ホームページより)

認知症の人を早期に発見、支援

同パンフレットでは、認知症を「境界状態」、「軽度認知症」、「中程度認知症」、「重度認知症」の4つに分類。「気づきチェックリスト」で自分の状態を知り、「早わかり表」で状態に応じたアドバイスが分かるようになっている。

また、状態に応じた「社会参加」・仲間作り支援」、「役割支援」、「病院受診の支援」など10のサービスに整理して記載。

本人や家族だけでなく、ケアマネージャーや医療関係者といった専門職でも利用できる内容とした。

同パンフレットは、認知症の人を早期に発見し支援することで、自宅で暮らし続けられるように活用してもらうのが目的。

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▼外部リンク
パンフレット「知って安心認知症」/町田市ホームページ


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