東京医科大学病院が認知症に関する市民公開講座を開講
2016年4月10日
うつ病についての講座と2部構成
東京医科大学病院は4月15日(金)に第106回市民公開講座を開講することを発表した。QOL(生活の質)の向上に役立つ講座で、第1部「うつ病:わかっていること、わかっていないこと」と第2部「認知症を予防する生活習慣」の2部構成となっている。
会場は東京医科大学病院本館の講堂、開始時刻は第1部が17:00から、第2部が17:45頃から18:30頃までだ。入場料は無料、事前の申し込みも不要となっている。
認知症予防のポイントなどについて解説
第1部ではメンタルヘルス科主任教授の井上猛医師がうつ病についての解説を行う。うつ病は様々な心と体の不調が現れる病気だ。体がだるい、動きたくない、気分が落ち込むなどの症状が毎日、2週間以上続く場合はうつ病の疑いがあるが、正しい知識を身につけ、早期に病院を訪れ、適正な診断と治療を受けることで症状は改善されるという。
第2部では高齢診療科教授の櫻井博文医師が認知症予防のポイントなどについて解説する。現在、日本全国の認知症患者は約463万人いるとされているが、2025年には700万人に増加する見込みだ。現時点では認知症の発症原因などは完全に解明されていないが、認知症になりにくい生活習慣などはある程度、明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)
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東京医科大学病院ニュースリリース
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