長距離送信の『ハイビーコン』認知症高齢者の徘徊を24時間サポート!

2016年2月10日

2月15日より発売

株式会社インタープロは、小型軽量化した位置特定機器『ハイビーコン』を、 2月15日より発売すると発表した。長さ83mm、幅28mm、厚さ12mm、重さ18gと携帯しやすい形状で、デザイン的にも介護アイテムのイメージを感じさせないものとなっている。

認知症による高齢者の徘徊は、超高齢化社会を迎えた日本において大きな問題となっている。厚生労働省は「身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト」を開設し、行方不明時の捜索活動を支援する体制を整えつつある。

国内初となる長距離ビーコン

インタープロでは、徘徊による行方不明などへの対策の1つとして『ハイビーコン』を開発。 Bluetooth 長距離ビーコンは、国内初の試みとなる。

電波を飛ばすことで位置を検出する従来型のビーコンは、送信距離が10m程度。今回発売される『ハイビーコン』は、アンテナを内蔵し、電波範囲は200mから最大で450mにおよび、従来の約20倍となる。

また省電力であることも特徴で、ふだんは最低電力を保持し、捜索が必要となった場合に連続電波に切り替わる。携帯しているだけであれば、一般的なコイン型リチウム電池で最大10年間使用することができる。

まず、スマートフォンにアプリをインストール

使い方は、捜索する人のスマートフォンにアプリをインストールし、捜索対象者の捜索番号と自分の名前を登録。GPSの座標と電波の受信距離からクラウド上で情報を統合、捜索対象者の位置が表示される。ハイビーコンの電波が未受信の場合は、その座標が「捜索済範囲」となる。

ハイビーコンの受信距離は、要望に応じたカスタマイズもおこなっており、相談に応じるということだ。

(画像はプレスリリースより)

▼関連記事
本人が何も持たない新しい徘徊防止のカタチ!

▼外部リンク
みまもりステーション プレスリリース
「ハイビーコン」公式サイト

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る