経産省委託の「糖尿病・認知症の早期発見・重症化予防事業」 福島市蓬莱地区で実施
委託団体「NPOほうらい」を第一興商が支援
株式会社第一興商は、12月18日、福島県の特定非営利活動法人NPOほうらいが経済産業省より受託した「糖尿病・認知症の早期発見・重症化予防事業」に参画したと発表。
同社は、経産省の「平成27年度健康寿命延伸産業創出推進事業」地域ヘルスケアビジネス創出支援として、福島市蓬莱地区の「健康運動サポーター」の養成と「音楽運動教室」を実施するなど、地域ケアシステムの構築を支援した。
健康運動サポーター養成講座は10月14日(水)に、「音楽運動教室」は『脳活性のためのシナプソロジーと音楽を使ったリフレッシュ運動講座』として、5回にわたりおこなわれた。
医療・福祉ケア人材が不足する福島
福島県では東日本大震災以降、ストレスによる心筋梗塞や糖尿病が増加。また原発事故の影響により若年層が流出し、急速に高齢化が進んでいる。これらの地域では、医療・福祉に携わる人材が不足しており、住民への十分なケアがおこなわれていないのが現状だ。
今回「NPOほうらい」は、高齢化が進む福島市蓬莱地区において、地域薬局、包括支援センター、学習センターなどの住民組織と連携して地域ケアシステムを構築、モデル事業の基盤づくりをおこなった。
地域ケアシステムモデル事業の今後の展開
第一興商は、住民のための「健康運動サポーター」を養成する講座を開催したほか、地域住民を対象とした認知機能低下チェックの実施や「運動・口腔・認知」の機能改善として同社の「DKエルダーシステム」を活用した音楽運動教室を開くなど、住民らが楽しく参加できるプログラムをつくり、その検証をおこなった。
今回の地域ケアシステムモデル事業は、ふくしまヘルスケア産業プラットフォームとも連携し、今後福島県内でさらなる展開をめざしていく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社第一興商 ニュースリリース
株式会社第一興商 プレスリリース(PR TIMES)
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら