若年性認知症患者とその家族のドキュメンタリーを放映
2015年12月19日
ここに花は咲いて ~若年性認知症 介護と支援の狭間で~
周囲の理解や適した福祉サービスが得られずに苦しむ若年性認知症患者とその家族。彼らの苦悩と支える人々の姿を通し、記憶の限り“人として”生きたいと願うその思いに迫る。
社会の高齢化が進む中、高齢者の認知症患者も増加傾向で460万人と推定されている。それに伴い医療や介護、行政などの取り組みは進んでいるが、その一方で認知症の中には、周囲の理解や適した福祉サービスが得られずに苦しんでいる人たちがいる。それは若年性認知症患者とその家族だ。
65歳未満の働き盛りで発症するため、心理的・経済的影響が大きい病で、全国に3万7800人、山形県内には300人いると推定されている。米沢市に住む佐藤洋一さん、55歳。40代後半から物忘れなどの“異変”が出始め、2年前に若年性アルツハイマーと診断される。その間、これまでと違う自分に戸惑い、仕事もできない状態に。佐藤さんは「自分は死んだ。人生を諦めた」とその頃を振り返る。
しかし、医療、介護、自立支援…様々な人との出会いから、再び、彼の人生は前に動き出す。佐藤さんが経験した苦悩や現在の生活、また、周囲で懸命に支える人たちとのやり取りから、若年性認知症を患った人たちの思いを取材。記憶の限り“人として”生きたいと願う彼らの思いに迫った。
■番組詳細
【番組名】『第23回FNSドキュメンタリー大賞』ここに花は咲いて ~若年性認知症 介護と支援の狭間で~(制作:さくらんぼテレビ、放送:BSフジ・181)
【放送日時】2015/12/20(日)27:00~27:55
>>>第23回FNSドキュメンタリー大賞(外部リンク)
【出演者】小山茉美
(画像は公式サイトより)
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