焼津市 「認知症初期症状質問票」を作成

2015年9月10日

簡単チェックで認知症を確認

静岡県焼津市は、「認知症初期症状質問票」を作成し、8月31日、ホームページに掲載した。群馬大学大学院の山口晴保研究室のチェックシートを参考にしたものだ。

このチェックシートは、本人でもチェックが可能だが、家族や介護を行う人がチェックする方がより正確に判断できる。11項目あり、3項目以上にチェックが入る場合は、かかりつけ医などへ相談することを薦めている。

怒りっぽくなる?

チェック内容は、「同じことを何回も話したり、尋ねたりする」、「怒りっぽくなったり、疑い深くなった」など、11項目。水道栓の閉め忘れや、意欲がなくなるなど、本人より周囲の目線でチェックした方が、冷静に判断できる項目が多くある。

そのほか認知症の症状として、被害妄想や、ない物が見える幻視についてのチェック項目もある。1か月の状態について判断をおこなう。

地域包括支援センターの紹介も掲載

焼津市のホームページには、地域包括支援センターの紹介も掲載されている。高齢者の様々な相談窓口として、市内4か所に設置されている。

介護保険サービスや自宅で介護する場合の相談など、誰でも利用できる。窓口には、介護や保険の専門職を配置しており、高齢者の権利擁護事業などにも対応ができるようになっている。

▼外部リンク
焼津市ホームページ 新着情報


【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る