39歳で若年性認知症と診断された営業マンの日々を記録した動画を配信

2015年9月1日

認知症の日々を記録した動画

『認知症フォーラム.com』では、シリーズ「認知症と言われて」より、『みんなでやれば笑顔でいられる』と題し、認知症の本人と家族が語る日々の暮らしを記録した動画を配信している。

『認知症フォーラム.com』は、株式会社パイプラインが制作・運営するサイトで、認知症に関する基礎知識や介護・医療の最新情報などを紹介し、独自に取材した動画を定期的に更新している。

ほかにも認知症の人と家族の会の会報誌「ぽ~れぽ~れ」や、「認知症BOOK紹介」「相談窓口案内」「認知症コラム」「全国各地のイベント情報や話題」なども掲載。認知症の人やその家族、取り巻く環境や暮らしを取材することで、さまざまな社会の課題を考えていく。

39歳の営業マンに突然下された診断

今回の動画は、39歳の若さでアルツハイマー型認知症と診断された自動車販売会社の営業マン丹野智文さんが、さまざまな葛藤の中でも、前向きに生きていこうとする姿を取材したものだ。

認知症でありながら仕事も続けていくためには、職場の理解が必須となる。家族や周囲の人たち、職場の同僚や上司らの暖かい見守りなくしては、成り立たない生活だ。

認知症になっても終わりではない

診断から2年を経た現在、丹野氏は、認知症は怖い病気ではないこと、認知症になっても終わりではないということを多くの人々に分かってほしいと語る。

今や65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症であると言われている社会において、これは、認知症である本人から認知症予備群に向けた励ましの言葉といえるかもしれない。

(画像はプレスリリースより)

▼動画はこちらから
認知症フォーラム.com

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