認知症疾患医療センターに坂総合クリニックを指定

2015年9月13日

宮城県が指定

宮城県多賀城市の坂総合クリニックは、宮城県認知症疾患医療センターに指定されたことを発表した。今回の宮城県認知症疾患医療センターは、8月1日付けで指定され、2018年3月末日までとなる。

認知症疾患医療センターの指定要件

認知症疾患医療センターは、厚生労働省が定める要件を満たした医療機関に対して、県や政令指定都市が病指定している。今回の坂総合クリニックは、宮城県が指定した。指定の要件は、認知症の鑑別診断、周辺症状に対応する急性期医療、認知症医療相談、合併症の医療連携、人材育成などが定められている。

今回の坂総合クリニックの指定で、宮城県では、4か所目の指定医療機関となった。既に、三峰病院、こだまホスピタル、仙南サナトリウムが指定されている。

認知症疾患医療センターの必要性

認知症疾患医療センターは、2008年に厚生労働省の「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」の方針の中で、認知症患者やその家族が安心して生活するための支援として、都道府県、政令指定都市が指定している認知症の専門医療機関。

高齢化社会へと進んでいる現在、2025年には、認知症患者数は、7,000,000人と予測され、65歳以上の5人に1人が認知症の時代になると予測されている。認知症患者のかかりつけ医院や介護施設などから、認知症患者にとって必要な治療が行えると期待が集まっている。

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