99名の認知症サポーター誕生! マッサージに行っても安心

2015年8月1日

北海道鍼灸マッサージ柔整協同組合のセミナーで

北海道鍼灸マッサージ柔整協同組合は、夏期セミナーで、99名の認知症サポーターが誕生したことを7月27日に発表した。

さっぽろ慈啓会慈啓会特別養護老人ホームの在宅福祉課課長である、干場有理子氏が講師を務め「札幌市認知症サポーター養成講座」を行い、受講者には、サポーターのあかしであるオレンジリングが配布された。

これから増加する認知症患者の対応に

このセミナーは、7月12日に開催された。認知症サポーターは、国の認知症普及啓発活動の一つで、90分程度の講習を受講することで、取得ができる。主に認知症の症状や対応方法を学ぶ。

北海道では、認知症患者が6月末で240,000人を超えた。これから、認知症患者が増えることも踏まえ、今回のセミナーの開催となった。鍼灸、マッサージ、柔整には、高齢者が治療を受けに来ることも多く、認知症患者が治療に来ても、正しい知識で対応することができる。

また、認知症サポーターの養成は、認知症サポーターキャラバンが推進している。

認知症サポーターキャラバンが応援

認知症サポーターキャラバンは、全国で認知症サポーターを養成している。認知症になっても安心して暮らせる環境を目指している。自治体や企業、団体などと協力し、認知症サポーター養成講座の講師を養成し、認知症サポーター養成講座を開催している。

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