介護家族の手助けに 介護家族向けの講習を開催(奈良)

2015年7月30日

奈良県の試み

奈良県は、「家族のための奈良認知症介護教室」を開催することを発表した。認知症介護は、正しい知識が重要となってくる。同じ悩みを持つ仲間との交流を持てる介護教室を開催する。

奈良県は、「認知症の人と家族の会 奈良県支部」へ委託し、今回の教室を開催する。

日本各地にある「認知症の人と家族の会」

「認知症の人と家族の会」は、認知症患者と介護者に関わる様々な情報を中心に提供している。認知症について知りたいとき、介護での悩み、介護保険や制度の仕組みなど、多くの情報を提供し、認知症患者とその家族に対して、サポートを行っている。

日本各地に支部があり、認知症患者の集いや家族の集いを行っている。今回、「認知症の人と家族の会 奈良支部」は、奈良県の委託を受け、全6回の教室を行う。

秋から開始の認知症介護教室

今秋から開始する「家族のための奈良認知症介護教室」は、月に一度、金曜日に開催する。1回2時間の教室で、認知症の人を介護する家族を対象に行う。定員は、20名程度。

1回目は、奈良県の現状から始まり、「家族会」の紹介や交流を行う。その後、意見交換を中心に講話や体験談、認知症を支える制度など、認知症についての知識を学ぶ。また、認知症患者を受け入れることができる施設を紹介する。

認知症介護を一人で抱え込まず、介護者の負担を少しでも軽くできるように支援する。

問い合わせは、「認知症の人とその家族の会 奈良県支部」か、地域包括ケア推進部。

(画像はプレスリリースより)

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▼認知症・MCIの早期発見と予防は

▼外部リンク
「家族のための奈良認知症介護教室」


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