認知症で徘徊の高齢者に「早期発見ステッカー」 ふじみ野市で配付
2015年7月8日
ひとり歩きの高齢者
埼玉県ふじみ野市では、7月1日、認知症により徘徊するおそれのある在宅高齢者に向けて、早期発見と事故を未然に防止するための「ひとり歩き(徘徊)高齢者早期発見ステッカー」を配付すると発表した。
市では、
「高齢者が徘徊して一時行方が分からなくなる例が1カ月に5件ほど発生」(引用:毎日新聞)しており、GPS端末の普及も進まないため、別の方法を検討していたということだ。
ステッカー1人10足分を無料配付
対象となるのは、市内在住で、認知症によってひとり歩きのおそれがある65歳以上の高齢者。申請には、対象者を在宅で介護している人の申請書と介護支援専門員(ケアマネジャー)等の意見書が必要。
登録者には、くつやサンダル、つえなどに貼るステッカー10足分が配付される。ステッカーは無料で、タテ1.5センチXヨコ4センチの蛍光色。「ふじみ野市002」のように3ケタの番号が割り振られている。
声かけと連絡を!
同市高齢福祉課では、ステッカーを貼ったくつなどを履いている高齢者が、夜間や早朝などにひとりでいる、道端などに座り込んでいる、赤信号でも横断しようとする、車道を歩くなどの危険な行動がみられたなどの場合、また困ったような様子が見受けられた場合には、声をかけてほしいとよびかけている。
声かけは、「どちらへ行かれますか?」「何かお困りの事はありませんか?」などと話しかけ、明確な応答がない場合は、ふじみ野市役所高齢福祉課、東入間警察署生活安全課、入間東部地区消防組合指揮統制課などに連絡してほしいとのことだ。
【問合せ先】ふじみ野市役所 高齢福祉課 TEL:049-262-9036 (直通)
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ふじみ野市「ひとり歩き(徘徊)高齢者早期発見ステッカー配付事業」
ふじみ野市「をつけた人を見かけたら・・・」
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