「中鎖脂肪酸メモリオン」が日清オイリオグループから新発売!

2015年6月30日
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中鎖脂肪酸を手軽に摂取、日清オイリオグループから「中鎖脂肪酸メモリオン」が発売

中鎖脂肪酸を手軽に摂れる商品として、2015年5月に日清オイリオグループから「中鎖脂肪酸メモリオン」が通信販売限定で発売された。

「メモリオン」は中鎖脂肪酸油を含有した柔らかい食感のヨーグルト味のゼリーで、携帯に便利なスティックタイプ形状の商品である。同社ではこれまで中鎖脂肪酸油100%の「日清MCTオイル」や粉末状の「日清MCTパウダー」も販売しているが、これらの商品は料理に利用して摂取する必要があった。この「中鎖脂肪酸メモリオン」であれば、より手軽に摂取できるようになる。

日清オイリオグループは「中鎖脂肪酸メモリオン」の提供を通じて、年齢に負けずにいつまでもパッとひらめき続けたい方など、中高齢の方のカラダづくりをサポートする。

「認知症ねっと」編集部が試したところ、袋から出し易く、形が崩れることなくスルッと食べることができた。
水なしで、開封してそのまま食べられるため、いつでもどこでも手軽におやつ感覚で食べられる商品だった。

記憶力の低下を抑制する中鎖脂肪酸

アルツハイマー型認知症では、脳はブドウ糖を上手く利用できなくなり、エネルギー不足に陥っていることが研究で分かっている。しかしブドウ糖を利用できなくても、代替エネルギーを使う仕組みがあり、代わりにケトン体が利用される。中鎖脂肪酸はブドウ糖不足時の代替となるケトン体を効率よく作り出す食品成分として注目されている。

中鎖脂肪酸はココナッツやパームフルーツに含まれている天然成分で、母乳や牛乳にも含まれている。
一般的な植物油に含まれる長鎖脂肪酸に比べ、直接肝臓に運ばれ効率よく分解されるため、吸収が早くエネルギーになりやすい特徴を持つ。そのため、1960年代から医療用途で手術後の栄養補給、食が細くなった高齢者の栄養補給として使われている。

アメリカの研究報告よると、中鎖脂肪酸を摂取したアルツハイマー型認知症のグループでは、血中のケトン体が増加し、 記憶力の低下が抑制されたという。

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日清オイリオグループ株式会社 ニュースリリース


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