認知症者を支える「安全で安心なまちづくりの推進」へ参加【西九州大学】

2015年6月24日

認知症を抱える人にも安心できるまちづくり

西九州大学は、佐賀県神埼警察署、吉野ヶ里町社会福祉協議会と「安全で安心なまちづくりの推進」を推進する地域連携協定を結んだ。6月19日、締結式が行われたことを発表した。

今回の推進事業には、認知症患者を抱える方への対応に関する事項も含まれており、徘徊対策も行われる。

介護予防モデル事業なども開催

西九州大学と吉野ヶ里町社会福祉協議会は、5月より介護予防モデル事業を開始するなど、連携事業を行っていた。町内の70歳以上の高齢者を対象に、半年間の予定で、学生が考案したレクリエーションを取り入れ、運動や認知機能の向上を行っている。

西九州大学は、吉野ヶ里町社会福祉協議会と共同で、佐賀県神埼警察署で認知症教室を開催し、「認知症見守り隊」の町を挙げた取り組みや認知症高齢者への対応方法などを講義するなど、地域を中心に活動を行っている。

大学と地域が連携して

西九州大学は、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(COC)」に採択されたことを機に地域と連携する大学を目指している。今回の「安全で安心なまちづくりの推進」の地域連携協定は、これからの高齢化社会で増加する認知症患者が、安心して生活できるまちづくりとなる。

(画像はプレスリリースより)

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▼外部リンク
西九州大学 プレスリリース

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