今話題の「粉豆腐」は、認知症予防効果のあるコリンを豊富にふくむ健康食材!

2015年5月27日

レシピ本『粉豆腐ダイエット』

今、生活習慣病予防に効果のある食品として、「粉豆腐」が話題になっている。レシピ本の『粉豆腐ダイエット』が、主婦の友社から4月24日に刊行された。主婦の友生活シリーズのムック本で、定価 799円。

長野県伊那地方の古くからの保存食

「粉豆腐」は、高野豆腐の産地長野県の伊那地方で古くから食べられている保存食で、高野豆腐の生産時に出る破片を粉末にしたもの。内臓脂肪やコレステロールを減少させる効果があり、しかも糖質オフと、健康志向の人には魅力的なダイエット食材だ。

そもそも高野豆腐は、良質な植物性タンパク質をふくみ、大豆イソフラボン、鉄分、カルシウムなどがたっぷりつまったスーパー食品。しかも注目すべきは、米国で必須栄養素となっているコリンが豊富にふくまれる点だ。大豆レシチンに多くふくまれるコリンは、脳細胞や神経細胞で働き、認知症予防に効果があるといわれている。

神経伝達物質「アセチルコリン」が認知症予防に効果

コリンは、体内において神経伝達物質である「アセチルコリン」の原料となる。脳内の「アセチルコリン」の分泌量は加齢と共に減少するとされており、アセチルコリンの分泌量の低下は、アルツハイマー型認知症の原因の1つと考えられている。米国では1998年に、コリンの適性摂取量が定められた。

脳内で神経伝達物質を生みだすコリンを豊富にふくむ高野豆腐が、「粉豆腐」で手軽に摂取できるとあって、認知症予防の補助食品として大いに期待がもたれている。

バリエーションいっぱいの料理法

高野豆腐は、独特の食感が苦手という人や料理法がわからないという人が多い。その点「粉豆腐」の場合、カレーやコロッケ、ハンバーグに混ぜたり、揚げ物の衣やお好み焼きにしたり、ポテトサラダ風に使ったりと、さまざまなバリエーションが楽しめる。

この「粉豆腐」、長野県伊那地方のごく一部の地域で食べられているローカル食品。購入できる店舗がかぎられているとのことで、通販などで取り寄せなければならない。

しかし高野豆腐をおろし金ですりおろせば、簡単に手作りできるとのこと。さっそく今日から試してみたい食材だ。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社主婦の友社 プレスリリース(PR TIMES)
「健康専科」日油株式会社


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