エーザイとメジフィジックスがレビー小型認知症の診断、治療の貢献に向けコラボ!

2015年5月27日

エーザイと日本メジフィジックスがコラボ契約

2015年4月27日、エーザイ株式会社と日本メジフィジックス株式会社は、レビー小型認知症の診断、治療をコラボで行っていく契約を締結したことを発表した。

レビー小型認知症とは?

レビー小型認知症は、日本では4大認知症と呼ばれている。

レビー小型認知症は、体のこわばりなどが起きるパーキンソニズムや、認知機能の変動、幻視などが起こり、進行性認知機能障害であることからも、認知症と発覚することが難しいことがある。

同契約では、レビー小型認知症を含む認知症の情報、調査の共有を行う。また、レビー小型認知症の診断と治療を発展させるため互いに協力していくという。

エーザイ、日本メジフィジックスと認知症

エーザイは30年以上、認知症に関わる創薬活動を行っている。また「アリセプト(R)」を販売しており、この薬はレビー小型認知症の認知症症状を進行抑制に関係する効果、効能がある世界唯一の薬である。このことから、認知症分野には多くの情報と知識を持ち合わせている。

また日本メジフィジックスは、脳疾患診断薬「ダットスキャン(R)静注」を販売しており、これは「レビー小型認知症の診断におけるドパミントランスポーターシンチグラフィ」に効果、効能があるとされる日本唯一の薬だ。

ダットスキャンはSPECT検査用の医薬品で、レビー小型認知症における診断精度を向上させるとして期待されている。

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エーザイと日本メジフィジックスがレビー小体型認知症の診断と治療への貢献に向けたコラボレーション契約を締結


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