ソラスト、認知症に効果ある「回想法」「セラピューティック・ケア」をデイサービスに

2015年4月22日

リラックス効果の高い2つのサービス

2015年4月から認知症の症状進行に予防効果が期待される「回想法」と「セラピューティック・ケア」という2つの新しいサービスの提供を行うことを、株式会社ソラストが発表した。

今回のサービスは、デイサービスのレクリエーションの一つとして導入される。

回想法とは?

「回想法」とは、もともと高齢者のうつ病治療に使用されていた心理療法である。

映像や音楽などを利用し、その人にとって懐かしのものを楽しむことによって、記憶を呼び起こし、それが記憶の活性化にもなり、認知障がいがある人に症状の進行を抑える働きが期待される。また、気持ちが落ち着く効果があるのだという。

セラピューティック・ケアとは?

「セラピューティック・ケア」は「治癒力のある介護」ともいわれ、人の手が直接相手に優しく触れることによって、心身ともに安らぎやリラックスを与えるのだという。

また「セラピューティック・ケア」においては、介護スタッフが有資格者となるよう、認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会の研修を受けるという。目標は有資格者が約120名になることで、上位資格「施設セラピスト」も取得することを視野にいれている。

ソラストとは?

株式会社ソラストは首都圏や関西圏で、デイサービスなどの介護事業を中心とした運営を行っている。

今後も認知症高齢者や要介護者へのケアや、住宅サービスの充実を強化していくという。

(画像はプレスリリースより)

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