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小児がん生存者のうち、35%が若年認知障害を発症 米国癌学会

2015年4月22日

小児がん生存者についての研究報告
米国癌学会(AACR)は、4月1日、小児がんを患いながら生存している場合の有病率が増加しており、そのほとんどが慢性疾患を抱えている可能性があるとの報告を紹介した。

この研究報告は、Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に掲載された。

32%が深刻な慢性疾患を抱えている
ノースウエスタン大学 予防医学の助教授であるシボーン M,フィリップス氏は、米国立癌研究所(NCI)の研究チームとともに、9つの米国レジストリより1975~2011年の間に記録されたがんの発生率と生存データなどから、小児がん生存者数を推計。

その結果、米国の小児がん生存者は、前回の調査より59,849人多い38万8,501人と推定。そのうち約84%が、診断以後5年以上生存していた。しかしこの中の70%が軽度から中等度の慢性疾患を、32%が深刻な身体状況で生命にかかわる慢性疾患を患っているとの推計がなされた。

20~49歳の35%が認知障害を発症
さらに、20~49歳の生存者のうち、35%が認知障害を発症。その13~17%に、機能障害や活動制限、精神障害、痛み、不安・恐怖などの症状が報告されていた。

フィリップス氏は、これまでがんの治療のみに集中し、小児がん生存者の健康状態がよく把握されていなかったとし、
「生存者の疾病発症を予防・改善するため、運動や食事など効果的な心身のケアとリハビリテーションをおこなう必要がある。さらに疾病発症の要因をより多角的に調査すべきだ」(米国癌学会プレスリリースより)
とのべている。

【訂正】 タイトル及び本文に表現の誤りがありました。訂正してお詫び致します。

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▼外部リンク

米国癌学会 プレスリリース
http://www.aacr.org/Newsroom/Pages/News-Release

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